ここでは射程、射程補正について検証していく。冒頭でも述べたが、文書の表現(ニュアンス)でかなり勘違いしているところが多いので下記で発覚した事項については驚きを隠せないでいる。

検証の前に、公式で表記されている射程と射程補正の説明を確認してほしい。


射程

発射する弾の射程を長くする。

複数付加すると、さらに距離が長くなる。

射程補正

攻撃に発射した弾が遠くに移動するほど威力が大きくなる効果を付加する。射程補正が発生する攻撃に付加したときや複数付加したときはさらに威力が大きくなる。



 射程はそのまんま。弓、または銃などのロングレンジ系の通常攻撃やアビの射程(攻撃対象までの距離)を長くしてくれる。即ち、通常届かない距離の攻撃が射程を付加する度、届くようになるというもの。

 射程補正は攻撃対象までの距離が長ければ長い程、与ダメージが増加するというもの。

以上を踏まえ検証していこう。

 検証内容は以下の通り行う。まず攻撃対象は☆7の変異体ドリュアス(オプション無)選んだ理由は対象が定位置から動かないためwゆえに自キャラの正確な位置を把握し易いということ。これは対象までの正確な距離を掴み易い。

検証内容に使う攻撃手段はアナ乱れを使用。乱れ打ちは「OA無の乱れうち」、「射程10の乱れ打ち」で行う。

射程0~16までの検証も考えたが、微妙な位置取りの難しさと、乱れ打ちに有用なサポであるコンボ補正やレゾナンス補正があるため、10までに止まった。尚、武器は物理攻撃1500程度のアルテミスの弓を使用。的はドリュアスの腹。


OA有射程10乱れ打ち

射程10 射程補正1の与ダメ

射程10による与ダメ

至近距離からの乱れ打ち与ダメージ

位置をしっかり特定するため、クエスト開始位置からまっすぐ突き進むことにした。画像のように頭一個分マグマに浸かっている状況。これが射程10の乱れうちが届く対象までのギリギリの距離である。無論、この距離からアナライズは届かない。

画像は見辛く申し訳ないが射程補正0で1000弱の与ダメ。また、射程補正1の乱れうちは1200弱と振れ幅は小さいが約1.2倍の与ダメが確認された。ちなみ、至近距離からの乱れうち。与ダメ2000。ん?んんっ?!2000?!なりふり構わずぶっ放してたんで気付かなかったわwこの既成事実w

近けりゃ近いだけダメージデカいんだねwリアルに作ってあんじゃんwいやいや、問題はそこじゃない。じゃ射程補正ってなんなのよ(-_-;)

その詳細が下記の内容で浮彫になろうとは...。



OA無 乱れうち

至近距離からの乱れうち

こちらはOA無の乱れうちである。射程10と比べて体がマグマに浸かっている。射程10の距離の位置から歩いて5歩くらいといったところだろうか。5歩ってどうなのよw一生懸命射程10も付けて5歩って(泣

で肝心の与ダメは1400。至近距離からでは1700強。もうこれで分かったよ。これが射程の真実なんだよ。じゃあ検証結果説明していこうな。

 



検証結果

一番わかりやすいところから説明していこう。まず、射撃系のロングレンジ攻撃は攻撃対象が近ければ近いほど火力が高い!これはリアルでも当たり前のことだよな;と、いうことは近ければダメージは高いが遠ければダメージは低い。敵に狙われるリスクは高まる、遠ければ狙われにくい。しかし遠ければ攻撃自体が当たらない。だから当然射程を伸ばして、リスクを回避しつつダメージを与えていこういじゃないかという思考になるよね。これが射程を付加する理由。

だけど、たかだか5歩分の距離を確保するのに射程10も付ける意味があるのか?甚だ疑問に思えてくる。次に射程補正。上記でも記したように射程補正1で通常の1.2倍のダメージが見込める。これは2,3,4・・・と加算していくごとに1.3、1.4・・・と倍増していくはずだ。これについては属性系付加検証の項目で説明する。ちょっした疑問なのが射程10、射程補正1の乱れうちよりもOA無しの乱れうちのダメージがなぜ高いのか?これは至極当然のことでOA無の場合射程10の距離からでは攻撃が当たらないので当然スカる。また、この射程10の乱れうちをOA無の距離から撃つと同程度以上のダメージがでることは言うまでもない。

最後に、同至近距離から撃った二つの乱れうちだが、射程10射程補正1の与ダメは2000弱、OA無の乱れうちは1700強とダメージに差がでた。これが真に射程補正の性能を証明した証拠である。約300ものダメージの差があるのだから。


結論

では、まとめとしよう。射程とはただ単純に自身の安全を確保する為だけにあり、リスクを減らしながら攻撃する目的で付けるものであり、アビの威力を増すものではない火力を出したいなら分身反射を纏い至近距離で打つべし!

射程補正に関しては遠距離武器の場合、攻撃対象との距離が遠いとダメージが減少するため、その減少した分を補うために付加するものである。しかしながら、至近距離でも効果があるため付加する価値はある。

ゆえに、射程と射程補正はワンセットでつけるべきだ!という理論は必ずしもそうではないということが実証された。このことから、ヒロー的には射程は全く必要ない。という結論に至った。

乱れうちはコンボ補正、レゾナンス補正で破格のダメを出せるし、至近距離でも攻撃食らわんしなw

てか、射撃系のダメは近けりゃ近いだけダメージ高いって書いとけよな…ヒローだけ知らなかったりしてwww